活動報告

2011年8月4日 活動開始から2カ月 キャラクターエイド活動報告会
今後は長期的サポートに向けたさらなる体制を構築
 東日本大震災で被災した子どもたちの笑顔のために、キャラクターを通じた支援活動を行っているCharacter Aid(キャラクターエイド)の活動報告会が8月4日(木)、東京都千代田区のSME六番町ビルで行われた。5月29日の銀座博品館トイパークでの義援金募集活動サポートからおよそ2カ月、その間に実施された被災地における活動を報告。今後は、さらに長期的なサポートに向けた体制の構築を目指すという。

被災地へのキャラクター派遣第1弾となったのが、7月3日に福島県内2カ所で実施された、キンダー・フィルム主催の上映会におけるグリーティング。地元のガス会社の協賛とボランティア活動による呼びかけで開催され、2回の上映会にそれぞれ約300人が参加。上映後、「ピングー」「ラスカル」「バーバパパ」「ケアベア」によるグリーティングを実施した。

 第2弾は7月9日、宮城県のユアテックススタジアム仙台で実施。サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)所属するソニー仙台フットボールクラブ(FC)のホーム開幕戦に、So-netの「PostPet」生モモファミリーから「モモ妹」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの代表作「どこでもいっしょ」の「トロ」が参加。キャラクターとの撮影会や募金活動などを実施した。

 そして7月20日には、福島県川俣町の幼稚園2カ所を「ミッフィー」が慰問。合計で約120名の園児が、「ミッフィー」や歌のお姉さんとの歌や踊りを楽しみ、最後は1人ひとりと握手会をした後、記念撮影して終了した。

 9月以降に、岩手・宮城・福島の3県の幼稚園や小学校への慰問を予定しているほか、すでにさまざまなNPOから依頼を受けているという。被災地でしか知りえない現状も多く、今後長期的なサポートを行ううえでは、いま以上に被災のフェーズに合わせてキャラクターが派遣できるよう、さらなる体制を構築していく。