キャラクター・データバンクでは、子どもに関するあらゆるデータを多角的に分析した資料集『こどもDATA＆トレンドBOOK2017-2018』を2018年4月6日に発刊いたしました。
 

急速な共働き社会化の進展のなかで、子どもも大人も分刻みで生活しています。そうしたみんなが忙しい社会環境のなかで、日常的な生活情報からエンターテインメントや学びまで、さまざまなニーズを満たしてくれるAll in One メディアとしてスマホやタブレットが普及してきました。家族のタイムマネジメントをサポートする商品やサービス、学習から買物や癒しまでと一石三鳥、四鳥の役割を持った施設や空間、そしてともに過ごす少ない機会のなかでの親子や夫婦の時間の共有の方法やツールなどがいま必要とされています。

このDATABOOKでは、さまざまなデータに見る、子どもや子育ての現状、社会環境などをふまえ、「時間」、「空間」、「世代・時代観」という3つの視点から、子ども、親子、子育て、コンテンツの未来とその可能性を模索します。子どもの現状を読み解くための必読の資料集として、ぜひご活用ください。


【本書のみどころ】
■少子化の大きなトレンド；ピークがないベビーブーマー三世代
昭和22～24年第一次ベビーブームと昭和46～49年の第二次ベビーブームのように短絡的に子どもの人口が増加しピークを向かえたが、平成17年以降に一旦は回復するものの、減少し続け平成28年には100万人を割り込んだ。

■小学生の半数がスマホか携帯電話を利用している
子どものインターネット機器の利用率から、携帯電話かスマートフォンは小学生の５０％、中学生の６３％が利用している。携帯電話やスマートフォンの保有に差がある小中学生では、携帯ゲーム機でのインターネット利用も高い。

■最近の子どもの関心は、YouTube、スマホ写真、お笑い、そして家族や友だちと楽しめること
子どもの最近の関心事は男子が1位「YouTubeなどの映像」、2位「お笑いのネタ」、３位「スマホで写真」で、女子は1位「友だちと小物づくり」、２位「YouTubeなどの映像」、３位「スマホで写真」など短時間で楽しめるものや家族や友だちと一緒に楽しめるものの関心が高かった。


【本書の特徴】
●子どもの周辺に関するビジネスに役立つデータを網羅
子ども生活環境からその嗜好まで、あらゆる子どもに関するデータを掲載。

●子どもの状況を現代社会における経年変化から読み解き、徹底考察
昭和、平成と続く時代の中で、子どもたちの変化していく行動や意識を経年変化から読み解いていく。

●付録資料としてキャラクターに関する時事一覧として年表を掲載
1950年から2017年までの社会情勢やキャラクターに関する主な出来事をまとめた年表を巻末付録として掲載。


【構成内容】
シェアリング・ファミリー～時間・空間・時代体験の共有～
-少子化時代だからこそ生まれる発想の転換-　

■Ⅰ章　「子どもの数」
子どもの人口数の現状・推移に関するデータを収録。
少子化が進む現代社会において、短中期的な子どもの人口の変化や、地域差、待機児童数からみる社会情勢を考察する。

■Ⅱ章　「子育て世帯の現状」
子どもがいる世帯の消費・貯蓄など生活に関するデータを収録。
多様な子育て世帯の生活時間や生活水準を、所得や貯蓄から子どもの親の意識を読み解く。

■Ⅲ章　「子ども・親子の生活行動と意識」
親子の日常生活や行動意識に関するデータを収録。
子どもの日常生活に関する意識を、平日・祝日の過ごし方や放課後の活動に関するデータから読み解く。

■Ⅳ章「子どもの教育」
習い事や親の子どもに対する教育意識や教育費に関するデータを収録。
幼稚園～高校の学習に関する子どもの調査から、現代の子どもたちの進学意識や学力、学習の状況を考察する。

■Ⅴ章「子ども・親子レジャー・生活空間」
子どもをとりまく社会・レジャー施設環境や余暇行動に関するデータを収録。
図書館や博物館などの各種社会施設や、遊園地や劇場などのレジャー施設の変遷データから、子どもの生活環境を考える。

■Ⅵ章「子どものメディア接触」
新聞・ネットメディアに対する子どもの意識に関するデータを収録。
子どもが見るテレビ、新聞などのマス・メディアやインターネットの利用環境などからメディア意識とその行動を読み解き、社会に対する子どもたちの意識を読み解く。

■Ⅶ章「コンテンツ嗜好・あそび」
子どもテレビ視聴や趣味・あそびに関するデータを収録。
子どもの視聴する好きなテレビ番組や、子どもの日常の遊び方から現代の子どもの嗜好を考察する。
巻末付録　「年表」
キャラクターに関する事柄や時事情報をまとめた年表を収録。