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「キャラビズ塾」第10期生募集

プログラムの紹介

第1回    10月10日(火)
キャラビズ概論 キャラクタービジネスの構造
~キャラクタービジネスを取り巻く環境とビジネスの構造の変化~

ゲームアプリやご当地キャラクターまで幅広いメディア・コンテンツから生まれるようになったキャラクター市場。さらにソーシャルメディアの発展に伴い、オリジナルキャラクターも増えている。そんな過渡期を迎えている国内のキャラクター商品市場の現状を分かりやすく解説するとともに、変わりつつあるビジネス構造のなかで今後の方向性を提示する。

1.キャラクターの役割とは?
2.データにみるキャラクター市場の現状
3.キャラクタートレンド
4.今後の方向性
 
陸川 和男
陸川 和男
株式会社キャラクター・データバンク 代表取締役社長
産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員
一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 理事/事務局長

1962年4月東京生まれ。広告・マーケティングの専門誌の編集者、マーケティング会社の研究員等を経て、2000年7月、株式会社キャラクター・データバンク(CDB)取締役ゼネラルプロデューサーに就任(現・同社代表取締役社長)。CDB事業の統括を行うかたわら、キャラクタービジネスのアナリストとしてTV・新聞・雑誌等でのコメンテーターや執筆、講演活動なども行う。また、2002年7月には、世界最大のライセンス協会LIMA(国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会)を日本に誘致し、LIMA日本支部を設立。また2014年には一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会を設立した。産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員。一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会理事/事務局長。
著書には、「図解でわかるキャラクターマーケティング」(共著・日本能率協会マネジメントセンター刊)等がある。

第2回    10月17日(火)
契約とライセンス法規
~キャラクタービジネスにおける契約のポイントとトラブルシューティング~

さまざまなメディア・コンテンツから生まれるキャラクターを二次利用していくためには、ライセンス契約に関する基礎知識は欠かせない。
そこで、本講義では、キャラクター商品化のライセンス契約を中心に、キャラクターの権利からライセンス契約書のポイント・留意点に至るまで、基礎的な事項を分かりやすく解説するとともに、ライセンスビジネスにおけるトラブルの事例を、ライセンサー及びライセンシー双方の視点により解説。トラブルを未然に防ぐためのライセンスビジネスの基礎を習得する。

1.キャラクターの権利とは?
2.そもそもライセンスとは何か?/契約書はなぜ必要か?
3.商品化ライセンス契約書のポイントと留意点
4.ライセンスビジネスにおけるトラブルシューティング
 
加藤 君人氏
加藤 君人氏
弁護士/ニューヨーク州弁護士
ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所 パートナー
一般社団法人日本ライセンシング・ビジネス協会(LIMAジャパン)監事

早稲田大学法学部卒業。ニューヨーク大学ロースクール修士課程修了。1995年弁護士登録。2002年ニューヨーク州弁護士登録。国内大手法律事務所及び米国法律事務所での勤務経験を有し、知的財産権、メディア、エンタテインメント、スポーツに関する法務を専門とする。日本企業の米国向けライセンス及び米国企業の日本向けライセンス双方について豊富な実務経験を有する。著書に『エンターテインメントビジネスの法律実務』(日本経済新聞出版社・共著)等がある。

第3回    10月24日(火)
流通プロデュース
~顧客満足度を最大化するキャラクター流通戦略~

国内のキャラクター商品市場は、さまざまなメディア・コンテンツからキャラクターが生まれるなかで競争が激化している。情報過多の時代のなかで、消費者の価値観やライフスタイルも多様化しており、キャラクタービジネスにおいても難しい時代を迎えている。
いま改めて顧客の心をつかむ商品化とは何か? また顧客が求める売場とは何か? というビジネスの根幹を考える時期に差し掛かっている。キャラクター育成を行ううえで重要なキャラクターMDや店舗戦略の基礎を学び、顧客満足度を最大化するキャラクターMDのポイントを習得する。

1.キャラクター商品とは?
2.キャラクター商品流通の基礎
3.顧客が求める売場とは?
4.知らなくてはならない店舗戦略の基礎
5.海外展開の可能性
 
柴田 郁夫氏
柴田 郁夫氏
ベネリック株式会社 代表取締役社長

1958年生まれ。1982年に株式会社バンダイ入社。その後、1999年に同社玩具事業部部長、2000年に同社玩具事業部部長執行役員、2001年に戦略開発室室長執行役員を経て、2003年にベネリック株式会社へ事業の一部移管に伴い退社。同年にベネリック取締役に就任。現在に至る。

第4回    10月31日(火)
ライツマネジメント
~広告販促における多様化・複雑化する権利のマネジメント手法~

メディア環境の変化に伴い、キャラクターを広告販促に活用する企業が増えています。消費者ときめ細かいコミュニケーションを図るうえでキャラクターは、“共感・共有”を得やすい存在といえるだろう。
そこで、本講義では、広告販促における効果的なキャラクター活用と、失敗しないための多様化・複雑化するコンテンツの権利処理の留意点などを解説するとともに、キャラクターの広告販促使用に関する必要な知識を習得する。

1.キャラクターの権利処理とは?
2.キャラクター活用の留意点
3.著名キャラクターとオリジナルキャラクターの相違点
4.コンプライアンスとリスクマネジメント
5.新しいタッチポイントの可能性
 
佐野 博昭氏
佐野 博昭氏
株式会社博報堂 MD(マーケットデザイン)統括局
ライツマネジメント部 部長

1987年、株式会社博報堂入社。
自動車メーカー・石油会社・タイヤメーカー・ファストフードチェーン等の担当営業として、主にセールスプロモーションのアカウントプランニング業務に従事。2001年からコンテンツビジネスの専門職となり現在に至る。プロパティ(キャラクター・有名故人の肖像・絵画・建造物・映画著作・TV番組著作など)の、権利クリアランス・企画・斡旋・情報管理・契約マネジメントが主な業務。クライアントの課題解決に対し、「リスクマネジメント」と「利益機会の構築」の両面を視野にプロパティを起用したベストプラクティスへ導く。博報堂グループにおける「プロパティビジネス」のポータル的な部署責任者。

第5回    11月7日(火)
セールスプロモーション
~キャラクターを活用したセールスプロモーションの考え方~

流通が強大化するなかでメディアから店頭まで一気通貫型のプロモーションが増加し、その際にキャラクターを活用する機会が増えている。特に本格的なネット社会を迎え、リアルな売場に足を運んでもらうためのプロモーションの重要性は増している。 そこで、本講義では、店頭におけるセールスプロモーションを中心に、企画立案から実行に至るプロセスの基本的な考え方を解説。キャラクター、売場双方にメリットのあるセールスプロモーション実行に必要なノウハウを習得する。

1.キャラクター活用のセールスプロモーションとは?
2.売場の意識とキャラクター活用の考え方
3.事例解説
4.これからのキャラクター活用プロモーションの方向性
 
野林 徳行氏
野林 徳行氏
株式会社レッグス 顧問
株式会社FiNC 取締役CMO兼マーケティング戦略本部長

1987年リクルート入社。事業戦略やプロモーションプランニングを担当し、『カスタマーを知る』を通じて各事業の業績を躍進させた。2003年、ローソンに入社。マーケティング、エンタテイメント、商品開発などの責任者として、『ローソンに来る理由』を創り続けた。その後、レッグスにてコンテンツを活用したプロモーション提案を多数展開。現在は、FiNC取締役CMO兼マーケティング戦略本部長。

第6回    11月14日(火)
プランニング&プロデュース
~ソーシャルメディア時代におけるアニメ&キャラクターのプランニング&プロデュース術~

ソーシャルメディアの発達が著しい昨今において、具体的にどのようにプランニングし、プロデュースしていくのか。新たな価値を創出するための考え方や手法を、ファンワークスがプロデュースしてきたアニメ及びキャラクターの具体的なプロジェクト事例も含めて解説する。

1.エージェントの業務領域とポジショニング
2.ファンワークスプロデュース プロジェクト事例紹介
3.ソーシャルメディア時代のコンテンツプロデュース
4.キャラ&コンテンツ企画作成ノウハウ解説
5.ショートアニメ作品の潮流とこれからのアニメ&キャラプロデュース考察
 
高山 晃氏
高山 晃氏
株式会社 ファンワークス 代表取締役

広告代理店、映像制作、アニメプロダクションなどを経て2005年に株式会社ファンワークスを設立。「やわらか戦車」のヒットを皮切りに数々の作品の制作やプロデュースに関わる。直近では「がんばれ!ルルロロ」、「英国一家日本を食べる」などNHKでのTVアニメ、サンリオのキャラクターをアニメ化した「アグレッシブ烈子」(TBS「王様のブランチ」)、LINEゲーム初のTVアニメ化「アキンド星のリトルペソ」(MX)、中国テンセントが配信する5億回の再生回数を誇る人気WEB漫画「兄に付ける薬はない!-快把我哥帯走-」(MX)などの制作&プロデュースに関わる。また、日本地域の観光、ブランドの認知促進を目的としたクールジャパン系アニメ、国際共同制作など…。新機軸のアニメ制作、キャラクター開発など積極的に推進。

第7回    11月21日(火)
メディア・プロデュースの基礎
~メディア環境の変化からみるコンテンツマネジメントの考え方~

コンテンツマネジメントを行ううえで、グローバル視点でみると特殊なポジションにある日本。いまコンテンツを取り巻くメディア環境が変化しているなかで、何が起きようとしているのか。その変化を分かりやすく解説するとともに、コンテンツマネジメントの基礎的な知識を習得する。

1.デジタルネットワーク化により変化した市場
2.マス市場とニッチ市場の二極化
3.日本市場のガラパゴス化現象
4. FREEとSNS
5.マーケティングとイノベーションとの違い
 

第8回    11月28日(火)
コンテンツ・プロデュースの最先端
~コンテンツ・プロデュースの最先端、CGMとMR(VR&AR)による成功するコンテンツビジネス~

ユーザー主導の時代と言われるなかで、CGMとMRをいかに戦略的に活用しコンテンツをプロデュースしていくか。企業戦略に取り入れるインターネットの活用法と、最先端のコンテンツ・プロデュースの知識や手法を習得する。

1.次世代コンテンツビジネス戦略とは?
2. プロとアマの逆転・融合
3. CGCとMR(VR・AR)を学ぶ
4.ハリウッド型イノベーションモデル
5.成功するコンテンツビジネスの条件とは?
 
竹内 宏彰氏
竹内 宏彰氏
株式会社テイク・ワイ 代表取締役社長
一般社団法人 国際声優育成協会 理事
金沢工業大学 客員教授

慶応義塾大学商学部卒業後(株)集英社『週刊ヤングジャンプ』の契約プロデューサーを勤め、1984年に(株)シンクを設立。多数のアニメ、コミック、ビデオゲームの映像プロデュースを行う。1998年(株)伊藤忠商事などと共同出資により、(株)コミックス・ウェーブ設立、同社は、新海誠監督「ほしのこえ」、「雲の向こう、約束の場所」、「秒速5センチメートル」、カップヌードルCF「FREEDOM」で有名な森田修平監督のデビュー作「カクレンボ」などCGC系の先駆けとなる多数のオリジナルアニメを制作。同社を設立2年で事業黒字化するとともに、2007年4月にMBOを実施し3事業部を独立させて3社の新会社にする。最新作アニメ「君の名は。」制作の(株)コミックス・ウェーブ・フィルムはこの中の1社。
自身のプロデュース作品としては、2003年にハリウッド映画「マトリックス」のアニメ版「アニマトリックス」(ワーナー・ホーム・ビデオ)の日本総プロデューサーを務め全世界同時配信・DVD発売を実施し大ヒットとなる。また、東京都と連携した全く新しい映像支援事業「動画革命東京」を展開。2009年8月に動画革命第一期支援作品「センコロール」はアニプレックスより発売された。2010年世界的に著名なアーティスト村上隆氏のフランスベルサイユ宮殿展覧会において、史上初となる宮殿内での映像上映展示作品としてのオリジナルアニメをプロデュースし話題となる。また、「かんなぎ」「らき☆すた」などで著名な山本寛監督によるアニメ「Waku Up, Girls!」を劇場映画とTVシリーズを2014年1月に同時公開。東北仙台を舞台とし、現実とアニメが虚実混合する本作品は、リアル声優グループ「Waku Up, Girls!」もアニメと同時にデビューを飾り大人気となり、シリーズ続編劇場版も2作品や、インバウンド宮城県PRアニメも制作され海外でも話題となる。
知財・コンテンツ分野のアドバイザーとして、内閣府、経済産業省、文部科学省などの各種委員なども務めるとともに、大手通信会社、行政などのコンサルタントなどの実績も多い。現在も、札幌市デジタル創造プラザ~ICCプロジェクトリーダー、長野県飯田市リニア中央新幹線ブランディング委員なども務める。
最新作は、TBS、WOWOWにて2016年7月から毎週金曜日放送のTVアニメ「ベルセルク」。

第9回    12月5日(火)
イベント・プロデュース
~キャラクターの価値を高めるイベント・プロデュース法~

本格的なネット社会を迎え、一方で体験する価値が高まっている。キャラクタービジネスを見ても、一般流通の売場は厳しいが、イベントでは商品が売れている。テーマパークも過去最高の動員数を誇っている。
このようにイベントの価値が高まっているなかで、成功するイベントのポイントと、効果的なイベント・プロデュース手法の考え方を習得する。

1.イベントとは?
2.経験価値マーケティングとは?
3.経験価値マーケティング企画の考え方
4.経験価値マーケティングの方向性
5.ディズニーほかイベント事例
 
渡辺 浩光氏
渡辺 浩光氏
株式会社 三協新社 代表取締役

フジテレビ(ドラマ制作)、自由劇場(舞台演出)、電通テック(イベント制作)を経て、現在は㈱三協新社にて音楽著作権管理とイベントプロデュース業務に従事。これまでにTDRの全国周年プロモーション、ディズニーキャラクターのイベント、舞浜イクスピアリ開発、水族館開発など、多くのプロジェクトに参画し、経験価値創造型のイベント事業を推進。

第10回    12月12日(火)
特別講義
~エンタテインメント産業の現状と今後の方向性~

従来のビジネススキームが弱体化するエンタテインメント産業のなかで、その現状や最新トレンドの事例などを解説。2017年を総括していただくとともに、2018年以降注目のキーワードや事象、エンタテインメント産業の向かうべき方向性を提示する。

1.2017年のエンタテインメント市場
2.ヒットコンテンツの背景
3.2018年のキーワード
4.今後の方向性
 
品田 英雄氏
品田 英雄氏
日経BP社『日経エンタテインメント!』編集委員

1957年生まれ。学習院大卒業後ラジオ局入社し音楽番組の制作に当たる。87年に日経BP社に入社。97年「日経エンタテインメント!」創刊に際し編集長に就任する。発行人を経て現職。主な連載に日経MJ(流通新聞)「ヒットの現象学」、日経トレンディネット「品田流トレンド塾」。日経新聞電子版「品田英雄のヒットのヒント」。主なレギュラー出演、日本テレビ「PON!」(水)TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」(火)など。著書に「ヒットを読む」(日経文庫)。デジタルハリウッド大学院大学客員教授。経済産業省映像プロデューサー人材育成支援事業委員会委員等を経験。信条は「日本にもっと感動を、日本の感動を世界に」。日本のコンテンツを世界に広げるべく、ヒットの法則を研究中。自慢は岩井俊二監督の映画「花とアリス」で蒼井優、大沢たかお、広末涼子と共演したこと。
お問い合わせ先 株式会社キャラクター・データバンク
TEL : 03-5776-2061
FAX : 03-5776-2062
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