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「日本キャラクター大賞2025」受賞プロパティが決定!

「キャラクター・ライセンス賞」は、2024年を象徴する3プロパティが受賞

キャラクターブランド・ライセンス協会は、ライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するとともに、業界の健全な発展に寄与するために「日本キャラクター大賞」を主催。今回、2024年の受賞プロパティが決定した。7月2日に東京ビッグサイトで表彰式を開催し、グランプリは当日表彰式で発表する。
2009年、ライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するとともに、業界の健全な発展に寄与するために、「日本キャラクター大賞(旧名:キャラクター&ブランド・オブ・ザ・イヤー)」を創設。09年は「ポケットモンスター」、10年は「ONE PIECE」、11年は「こびとづかん」、12年は「ONE PIECE」、13年は「くまモン」、14年は「ふなっしー」、15年は「妖怪ウォッチ」、16年は「おそ松さん」、17年は「ポケットモンスター」、18年は「怪盗グルーシリーズ」、19年は「すみっコぐらし」、20年は「TVアニメ『鬼滅の刃』」、21年は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」、22年は「ちいかわ」、23年は「ONE PIECE」、そして24年は「ちいかわ」がそれぞれグランプリを受賞している。 


【開催概要】 
<表彰式> 
日時:7月2日(水)13:00~13:40(開場:12:45) 
場所:東京ビッグサイト 第17回ライセンシングジャパン 展示会場内特設会場 
※表彰式の参加希望者は展示会サイトのプレスページより事前登録必須。 
 
<受賞プロパティに関する選評> 
・日本キャラクター大賞/グランプリ  当日会場で発表 

・日本キャラクター大賞 キャラクター・ライセンス賞 『サンリオキャラクターズ』 
(サンリオ) 
これまでに生み出してきた多くのキャラたちを再構成して押し出すという、サンリオならではの独自展開が秀逸。また、過去に多数積み重ねてきたキャラコラボを大いに活用することで、さまざまなファン層にリーチできており、今後さらに広がる可能性を感じる。 
© 2025 SANRIO CO., LTD.   著作 株式会社サンリオ
© 2025 SANRIO CO., LTD.   著作 株式会社サンリオ

・日本キャラクター大賞 キャラクター・ライセンス賞 『ちいかわ』 
(スパイラルキュート) 
大人気のキャラIPとして、ゆるぎない地位にまでたどり着いた印象。国内だけでなく、海外でも人気は拡大しており、展開アイテムやターゲットの幅も広く、定番のキャラとして長く継続されていく可能性を感じる。そのための、地に足の着いた各種布石も好印象。 
©nagano
©nagano

・日本キャラクター大賞 キャラクター・ライセンス賞 『MINECRAFT』 
(Microsoft / MOJANG AB / CAA Brand Management) 
圧倒的なゲームでの知名度や人気度を活かし、商品や映画など、着実にライセンスの幅を広げている。メインのゲームについては、常に新しいユーザーが入り続けるメガコンテンツであるため、そこを活かしつつライセンスとしてどのような戦略を打ち出していくのかに注目。 
© 2025 Mojang AB. All Rights Reserved. Minecraft, the Minecraft logo, the Mojang Studios logo and the Creeper logo are trademarks of the Microsoft group of companies.
© 2025 Mojang AB. All Rights Reserved. Minecraft, the Minecraft logo, the Mojang Studios logo and the Creeper logo are trademarks of the Microsoft group of companies.

・日本キャラクター大賞 ニューフェイス賞 『Esther Bunny(エスターバニー) 』 
(K VISION Inc.) 
POPでガーリーなテイストの可愛さと、「自分を愛し、他者も愛する」というメッセージ性が支持され世界中で人気が拡大している。日本でもZ世代を中心に人気が広がっており、本格的なライセンス展開と相まって、今後さらなる飛躍が期待される。 
 
・プロダクト・ライセンシー賞 「ミズノヘルシーインテリア 「PEANUTS」デザインシリーズ」 
(ミズノ) 
トレーニンググッズにキャラを採用するという意外性のある組み合わせで、お互いのファン層に刺激を与えられた良い例。親和性が高く見えるコラボが優先されるなかで、こういったしっかりとプラスを出せるコラボは今後もどんどん出てきてほしい。 
 
・プロモーション・ライセンシー賞 「マクドナルド×エヴァンゲリオン」 
(日本マクドナルド) 
IPの持つ世界観を、見た目と味をともなって構成するマクドナルドは素晴らしい。意外性の高さに加え、IPのオリジナリティにしっかりと相乗りした名称やデザインを構築できている部分の完成度が高く、多くのファンに受け入れられた。 
 
・リテイル賞 「DAISO(ダイソー)」 
(大創産業) 
キャラIPファンの間ではダイソーのキャラグッズ売り場は商品も充実し、推し活関連商品も豊富で評価が高い。本来は100円ショップであるものの、そのクオリティは他の追随を許さないことに加え、回転の早さもファンには大きな魅力となっている。 
 
・選定委員特別賞 「パンどろぼう」 
(KADOKAWA) 
絵本発としては珍しく、ライセンス展開にも積極的で、親子だけではなく、若年層にも人気が高い稀有なキャラIP。絵本キャラとしての王道の展開を行いつつ、幅広い年代からの支持を集めることができれば、今後さらに人気が加速するポテンシャルを感じる。 
 
<関連メディアによる審査(第1次審査)>(50音順) 
・『アニメ!アニメ!』/イード 
・アニものづくりアワード実行委員会 
・『キャラぱふぇ』/KADOKAWA 
・『月刊文具』/月刊文具新聞社 
・『繊研新聞』/繊研新聞社 
・『ね~ね~』/主婦と生活社 
・『ファンシーショップ』/東京ピーアール企画 
・『CharaBiz.com』/キャラクター・データバンク 
 
<選定委員による審査(第2次審査)>(50音順) 
品田 英雄(日経BP 総合研究所 客員研究員) 
数土 直志(ジャーナリスト/新潟国際アニメーション映画祭プログラム・ディレクター) 
野澤 智行(大妻女子大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科 教授) 
津村 孝彦(キデイランド 代表取締役社長) 
陸川 和男(キャラクター・データバンク 代表取締役社長) 
 
<「日本キャラクター大賞2025」> 
主催:キャラクターブランド・ライセンス協会 
後援:経済産業省 
共催:RX Japan 
特別協力:香港貿易発展局/Asian Licensing Association  
協力:キャラクター・データバンク 

<各賞について> 
≪日本キャラクター大賞≫  
ライセンスビジネスとして最も活躍した(ビジネスとしての成功、社会的な盛り上がり等)キャラクター・プロパティが対象。商品化の展開や広告販促など、各種展開を総合したうえで選定。 
・グランプリ:最も活躍した最優秀キャラクター・プロパティ賞 
※キャラクター・ライセンス賞で選出された3プロパティからグランプリを決定。 
・キャラクター・ライセンス賞:最も活躍した優秀キャラクター・プロパティ(3プロパティ選出) 
・ニューフェイス賞:当該年度にライセンス商品が発売されたキャラクター・プロパティ 

≪部門賞≫ 
プロダクト・ライセンシー賞:活躍したライセンシー 
ライセンシーと呼ばれる、いわゆるメーカーとその商品が対象。キャラやブランドを使った商品のなかでも、アイデアに優れているもの、商品性とキャラ性とが巧みに融合したものなどが選定。 
 
プロモーション・ライセンシー賞:広告・販促で最も効果を上げたと思うプロパティ 
キャラを起用した広告・販促展開(キャンペーン・プロモーション等)で、効果を上げたもの、人気・話題を集めたもの、言い換えれば、そのキャラの起用が見事に“ハマった”展開が対象。 
 
リテイル賞:キャラを活用した展開で、大きな話題となったリテイル 
主にキャラやブランドの商品を扱う小売業者が対象。これまでにはキデイランドやユニクロ、東京キャラクターストリートなどが受す。キャラ(ブランド)商品の売り場として、話題になったものが選定。 
 
選定委員特別賞:選定委員の視点による特別賞 
※対象期間:2024年(2024年1月~12月) 
 
<選考プロセス> 
関連メディア等による書面審査で第一次選考を実施。絞り込まれた各部門のプロパティに対して、第二次選考で、審査員による審査会が行われ、各賞の受賞プロパティを決定 

・「日本キャラクター大賞」公式サイト:http://www.charabiz.com/award/index.html
・展示会サイト プレスページ:https://www.content-tokyo.jp/hub/ja-jp/press.html
 
2025/06/24  
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