「香港国際ライセンシングショー2026」報告
前年から来場者は増加、引き続き多くの日本製IPが展示
2026年4月27日(月)~29日(水)の3日間、香港コンベンション&エキシビション・センターにて「香港国際ライセンシングショー(HKILS)2026」(主催:香港貿易発展局)及び「アジアン・ライセンシング・カンファレンス(ALC)」が開催された。
今年で23回目を迎える同展示会は、ライセンスと親和性の高い「香港ギフト&プレミアム・フェア」と併催(会期:4月27日~30日)され、アジアを中心に330社以上、600を超えるブランドおよびライセンシングプロジェクトが参加し、来場者は2万1,000人と前年を上回った(前年:2万人)。また前年と同様、香港、マカオ、中国本土、日本、韓国、台湾、タイなどの国・地域別パビリオンも展開。タイやマカオなどのパビリオンは規模が拡大、クリエイターのIPを中心に展示されていた。
ALCでは、約20名の国際的なライセンス業界の専門家が登壇し、世界のライセンシング動向と業界展望、海外展開に向けたIPライセンシング戦略、スポーツライセンシング、ロケーションベースドエンターテインメント、フード&ビバレッジライセンシング、クリエイティブマーケティング戦略など主要テーマを掘り下げた。両イベントは、多様なカテゴリーを横断するクロスリージョン/クロスセクターのビジネス拡大プラットフォームとして機能し、参加者にグローバルなビジネス機会を創出するとともに、地域のIP取引の発展を後押ししている。
急速に発展し人気が高まるEコマースに対応し、今年のライセンシングショーでは新たに「IP & E-Commerce Support Services Zone」が設置された。香港電子商務協会、香港電子商務供給鏈協会、香港電子商務聯合会と連携し、オンラインショップ構築、デジタルマーケティング、ライブコマースに関する複数のワークショップを開催。中小企業(SME)がEコマースを活用してIP 商品を世界に販売するための支援を行った。
ライセンシングショーでは、今年もDLAB Hong Kong Pavilionが設置され、約40の香港オリジナルブランドとIPが集結。また今年のHongKong Licensing Force Showcaseには、香港恒生大学、香港浸会大学、香港理工大学に加え、新たに香港デザイン学院(HKDI)が参加し、地元の新進クリエイターによる創造的デザインを披露した。
一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)が主催するジャパンパビリオンでは、10社(KADOKAWA、カプコン、サンバイト・クリエイティブ・ジャパン、スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー、セキグチ、タツノコプロ、テレビ東京、日本貿易振興機構、日本アニメーション、CBLA)が出展、13小間を展開した。各社とも昨年より商談件数が多かったようだが、一方で東南アジアからのバイヤーは少なく、香港または中国本土が中心だったようだ。
ジャパンパビリオン以外にもアニプレックス、カバー、バンダイナムコアジアなどが単独ブースを出展。また日本製IPを中心に展開するANIMATION INTERNATIONAL、MEDIALINK ENTERTAINMENT、MuseCommunication、AT Licensing & Merchandising、Rights & BrandsAsiaといった大手エージェントも出展。そういう意味では多くの日本製IPが展示され、その存在感も健在だった。
「ドラえもん」などをアジア全域で展開するANIMATIONINTERNATIONAL(AI)は、前面にサンエックスキャラクターを展示。一方、MuseCommunicationでは、前年までAIが展開していた「クレヨンしんちゃん」を受付の目立つ位置に展示していたのが印象的だった。またMEDIALINKENTERTAINMENTでは、「ハイキュー!!」や「呪術廻戦」など、日本の人気アニメIPを展示。「ムーミン」を展開するRights & Brandsでは「おぱんちゅうさぎ」や、伊藤忠商事がSNSで展開するオリジナルキャラクター「PERFECT PIGGY」、「トミカ」などを展示していたほか、ライセンスを強化しているバンダイナムコアジアでは、「ガンダムシリーズ」や「たまごっち」、「パックマン」、「太鼓の達人」など自社IPを中心に展示していた。そのほか、More Friends (Shanghai) CultureCreativityでは「パペットスンスン」を展示。そういう意味では、アニメからファンシー、ゲーム、VTuberに至るまで、日本の人気IPはほぼ会場に存在していたと言っていい。
一方で、タイや台湾、韓国などのパビリオンも年々拡大している印象だ。現在、世界的に日本製IPは人気だが、各国・地域の出展社が展示するキャラクターをはじめ、個人クリエイターのそれもクオリティが高い。最近では、アジアで流行ったキャラクターが日本に逆輸入されヒットするケースも増えてきているように、SNS時代のヒットは、国も地域も超える可能性を秘めていることを改めて感じさせるHKILSだった。
ALCでは、約20名の国際的なライセンス業界の専門家が登壇し、世界のライセンシング動向と業界展望、海外展開に向けたIPライセンシング戦略、スポーツライセンシング、ロケーションベースドエンターテインメント、フード&ビバレッジライセンシング、クリエイティブマーケティング戦略など主要テーマを掘り下げた。両イベントは、多様なカテゴリーを横断するクロスリージョン/クロスセクターのビジネス拡大プラットフォームとして機能し、参加者にグローバルなビジネス機会を創出するとともに、地域のIP取引の発展を後押ししている。
急速に発展し人気が高まるEコマースに対応し、今年のライセンシングショーでは新たに「IP & E-Commerce Support Services Zone」が設置された。香港電子商務協会、香港電子商務供給鏈協会、香港電子商務聯合会と連携し、オンラインショップ構築、デジタルマーケティング、ライブコマースに関する複数のワークショップを開催。中小企業(SME)がEコマースを活用してIP 商品を世界に販売するための支援を行った。
ライセンシングショーでは、今年もDLAB Hong Kong Pavilionが設置され、約40の香港オリジナルブランドとIPが集結。また今年のHongKong Licensing Force Showcaseには、香港恒生大学、香港浸会大学、香港理工大学に加え、新たに香港デザイン学院(HKDI)が参加し、地元の新進クリエイターによる創造的デザインを披露した。
一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)が主催するジャパンパビリオンでは、10社(KADOKAWA、カプコン、サンバイト・クリエイティブ・ジャパン、スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー、セキグチ、タツノコプロ、テレビ東京、日本貿易振興機構、日本アニメーション、CBLA)が出展、13小間を展開した。各社とも昨年より商談件数が多かったようだが、一方で東南アジアからのバイヤーは少なく、香港または中国本土が中心だったようだ。
ジャパンパビリオン以外にもアニプレックス、カバー、バンダイナムコアジアなどが単独ブースを出展。また日本製IPを中心に展開するANIMATION INTERNATIONAL、MEDIALINK ENTERTAINMENT、MuseCommunication、AT Licensing & Merchandising、Rights & BrandsAsiaといった大手エージェントも出展。そういう意味では多くの日本製IPが展示され、その存在感も健在だった。
「ドラえもん」などをアジア全域で展開するANIMATIONINTERNATIONAL(AI)は、前面にサンエックスキャラクターを展示。一方、MuseCommunicationでは、前年までAIが展開していた「クレヨンしんちゃん」を受付の目立つ位置に展示していたのが印象的だった。またMEDIALINKENTERTAINMENTでは、「ハイキュー!!」や「呪術廻戦」など、日本の人気アニメIPを展示。「ムーミン」を展開するRights & Brandsでは「おぱんちゅうさぎ」や、伊藤忠商事がSNSで展開するオリジナルキャラクター「PERFECT PIGGY」、「トミカ」などを展示していたほか、ライセンスを強化しているバンダイナムコアジアでは、「ガンダムシリーズ」や「たまごっち」、「パックマン」、「太鼓の達人」など自社IPを中心に展示していた。そのほか、More Friends (Shanghai) CultureCreativityでは「パペットスンスン」を展示。そういう意味では、アニメからファンシー、ゲーム、VTuberに至るまで、日本の人気IPはほぼ会場に存在していたと言っていい。
一方で、タイや台湾、韓国などのパビリオンも年々拡大している印象だ。現在、世界的に日本製IPは人気だが、各国・地域の出展社が展示するキャラクターをはじめ、個人クリエイターのそれもクオリティが高い。最近では、アジアで流行ったキャラクターが日本に逆輸入されヒットするケースも増えてきているように、SNS時代のヒットは、国も地域も超える可能性を秘めていることを改めて感じさせるHKILSだった。
2026/06/05
- < 前へ
- 1
- 次へ >
関連記事
キャラクタービジネスを協力サポート!CharaBiz Membershipサービスはこちら
アジア地域のキャラクター事情を完全網羅!CharaBiz ASIAはこちら
キャラビズ業界の最新情報をメールマガジン「CharaBiz Mail」で毎週水曜にお届けします!(登録無料)





.png)







